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プログラミングが楽しいと感じる瞬間は?子どもでも続けられる学び方

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プログラミングが楽しいと感じる瞬間は?子どもでも続けられる学び方

公開日:2023/03/10
更新日:2023/03/10

子どもにプログラミングを学ばせたいと考えていても、楽しく感じないことが原因で長続きしないかもしれないと心配している親御さんもいるのではないでしょうか。子どもが飽きずにずっと続けるものは、遊びのように楽しみながらできることです。そこで、本記事では子どもがプログラミングを楽しいと感じる瞬間や長く続けるために楽しく学べる方法などについて解説します。

1.プログラミングが楽しいと感じる7つの瞬間

こちらではプログラミングを楽しいと感じる瞬間について、7つほど挙げてみました。

1-1.プログラムが正しく動いた時

プログラミングは一部でもミスしていれば正しく動きません。つまり、正しく作成できたかどうかがわかりやすいです。テキスト通りにプログラミングをしただけであっても、正しく動作することで自分の手で行った喜びや達成感があります。しかも、プログラミングは自分で行ったことの結果が視覚や聴覚などで感じられるため、「次はほかの方法で動かせるようになりたい」「ほかのこともやってみたい」など「もっとしたい」という好奇心が刺激され、楽しい気持ちになることも可能です。具体的には、作ったロボットが目の前で指示通りに動かせたり、簡単なゲームやアニメーションがイメージ通りに動作したりします。

1-2.自分でエラーを見つけて解決できた時

エラーが何度も出てきたうえ、解決できないときには「難しい」「つらい」と感じる人は少なくありません。これによってプログラミングをやめてしまうケースもあります。逆に、困難を自力で乗り越えられたときは自分に実力がついたと実感し、楽しいと感じることが可能です。プログラミングの範囲は広く、通常はエラー箇所を見つけるだけでも大変な作業ですが、子ども向けのプログラミング教材は工夫してトライアル&エラーできるように作られています。これによって自力でエラーを解決しやすく、解決した瞬間楽しいと感じることが可能です。

プログラミングの学習をすることが論理的思考を育てるといわれているのは、自分でエラーを見つけて解決できるようになるからです。エラーを解決して正しく動作させるには試行錯誤しなければなりません。エラーの解決に必要な作業を順序立てて、どうすれば効率よくできるのかを考える必要があります。苦労をして解決できた結果なので、より喜びと達成感が大きいです。

1-3.新しいことを覚えた時

新しいコードや技術などを覚えればできることも増え、これまでできなかったことができるようになります。たとえば、これまでできなかったプログラムが作れるようになったことでスキルが身についたと実感すると、うれしいと感じられるでしょう。自分に自信がつけば前向きな気持ちが強くなり、さまざまなことに挑戦したい心理が働きます。IT関連の技術は進歩が著しいため、向き合わなければならない新たな課題も次々と発生します。それに伴って新しいコードやプログラミング言語を覚えられれば、知的好奇心が刺激されてより楽しく感じられるでしょう。

1-4.自分が作ったプログラムを周りの人が使ってくれた時

自分以外の人が操作しても正確に動作しているのを見たときにはうれしくなり、やりがいを感じられます。社会人であれば業務としてクライアントなどに、子どもならば友だちや家族に使ってもらったときに自分が作ったものがほかの人の役に立つ姿を目で見ることが可能です。自分の成長や楽しさを感じられ、さらに周りの人に役立つものを作りたい気持ちが強くなります。また、そういった状況を何度も体験すれば、自信をもつことにもつながるでしょう。作りたい気持ちが強くなれば次の目標ができるので、自然と自らプログラミング学習をする時間が増えていきます。

1-5.周りの人がほめてくれた時

誰でも、周囲の人から良い評価をされたときはうれしいと感じるものです。プログラミング学習では自分が作ったプログラムが正しく動作するとほめてもらえるので、またほめてほしいという心理が働きます。そのため、ほめられるようにプログラミング言語を覚える、新しい技術を身につけるなど努力するケースも多いです。プログラミングを頑張ればほめてもらえるとわかれば、プログラミングを学習すること自体が楽しくなります。

失敗すればやる気がなくなってしまうのではないかと心配になるかもしれません。しかし、プログラミング学習において失敗することはマイナスにはならず、論理的思考を育てるチャンスになります。そのため、できるだけ自分の力で解決するように見守ることが大切です。ただ、周りの人が一緒に楽しみながら声かけをしたり、必要なときに簡単な手助けをしたりすれば、子どもがやる気を維持できます。

1-6.自分が覚えたことを他人に教えてあげた時

誰かに学習した成果を教えてあげることは自然にアウトプットの方法を覚えるため、さまざまな学習法のなかで最も効果的であるといえます。人に教えるためには自分が正確に理解している必要があり、教える際にうまく説明できなかった部分をより理解しようと努力するからです。また、ほかの人がわからないことを教えてあげれば感謝されることから、自分自身でも成長を感じられるので喜びを感じます。しかも、ほかの人よりも先に難しいことを覚えてできるようになっているという優越感も感じることが可能です。誰かに教える満足感や楽しさを経験すると、もっと難しいことも覚えて教えたいという気持ちが強まります。

1-7.自分のアイデアが形になった時

プログラミングの学習が進んで応用までできるようになれば、頭でイメージしたことを自分の力で形にできます。つまり、「してみたい」「できたらいいな」というイメージが現実になるというわけです。頭のなかでイメージしていたものが実際に見える形になり、手にとれるものになった場合、達成感を得やすくなります。達成感を得ることで楽しさもより強く感じられて、大きな成長につながる可能性が高いです。特に、元々何かを作るのが好きな子どもであれば、プログラミングによって何かを作ることも好きになる可能性があります。さらに、それまでにものを作るなかで自然に培ってきた論理的思考がプログラミング学習によってより磨かれることも期待できるでしょう。

2.子どもが楽しいと感じられる学び方は?

こちらでは、子どもが楽しいと感じながら学ぶにはどのような方法を取り入れるのがよいのかについて解説します。

2-1.理解度に合った教材で学ぶ

プログラミング言語の種類は多く、難易度もさまざまです。そのため、自分の実力に合っていないプログラミング言語を選んで学びはじめても、目標を達成する前に飽きてしまう可能性が高いです。特に、学び始めは年齢やプログラミングの理解度に応じた教材で学ぶことが重要といえます。学ばせるならばできればレベルの高いものをと考えてしまいがちですが、それまでプログラミングの知識も経験も全くなかった場合、いきなり高レベルな教材を使っても理解が追いつかない可能性が高いです。

子ども向きのプログラミング言語はScratchやViscuitなどが有名です。これらの教材は難しいコードを書かずにプログラミングの仕組みを覚えられるうえ、子どもも楽しく学べます。たとえば、Scratchはブロックを組み合わせることでゲーム・アニメーションなどを作るものです。Viscuitは自分が書いたイラストを動かせます。これら以外にもMakeCodeという初心者向けの教材があり、こちらはマイコンを工作物と連動させて動かせるようにするものです。

2-2.遊びながら基礎を学ぶ

プログラミングを勉強として学ぶと楽しさを感じられない子どももいます。勉強と考えるよりゲームやアニメーション、ロボットなど子どもが興味を持つものを活用した方法であれば勉強だと感じません。プログラム特有の概念があるので、言葉では理解しにくい点があります。しかし、図や絵を使って説明するほうがイメージしやすいです。子ども向けのプログラミング教室では、遊びを通して学べる教材を用意しています。プログラミング教室では子どもがプログラミングの知識と技術を身につけるためのノウハウを蓄積しているため、それらを活かして指導することが可能です。

いきなり通いはじめるのが不安な場合は、体験授業を受けてから子どもが楽しんで学べる教室を選ぶのがおすすめです。子ども自身が自分に合った教室かどうかを体験できますし、教室の雰囲気やスタッフの様子なども親御さんの目で確認ができます。楽しみながらプログラミングの実力を身につけるのが目的なので、子どもに合わない教室では意味がありません。

2-3.小さな成功体験を積み重ねられる

プログラミングは覚えなければならないことが多いので、コツコツと続けていくのが重要です。成長が少しずつだったとしても、一歩進むことを楽しめるカリキュラムが大事といえます。なかなか思ったように成長できていないときには焦る気持ちが生まれるときもあるかもしれません。しかし、一気に進めようとすると、プログラミングを難しいと感じて挫折する可能性が高まります。

また、つまずきながら学べば理解度も深まるため、そういった体験をすることも小さな気づきにつなげることが可能です。つまずきはプログラミングを学習するうえで大事な成功体験となります。小さな成功体験を繰り返しながら学習できる教材で学ぶと、楽しい気持ちを維持できるでしょう。小さな成功の積み重ねは自分が成長していることを自覚するきっかけになり、自信がつきます。

2-4.取り組んだことを発表する場がある

子どもは自分が作ったものを誰かに見てもらい、「すごいね」「がんばったね」と言ってもらいたいという承認欲求があります。これは成長するうえでも大切なことです。たとえば、ゲームやロボットなどのプログラムを作ったときには、ほかの人にも動かしてもらいたいと考えています。できあがったものをほかの人が動かしているのを見て達成感を得ることが可能です。同時に、ほかの人がどのようなプログラミングをしたのかにも興味があります。

子ども同士で刺激し合えるような環境で学べると楽しめますし、作品の発表、フィードバックをしあう場所があれば、学習するモチベーションを維持しながら学べるでしょう。ほかの人のさまざまな表情が目に入り、感嘆の声などを耳にできます。自宅学習のみではそういった体験ができないので、プログラミング教室に通うのもひとつの方法といえるでしょう。

2-5.つまずいた時にサポートを受けられる

プログラミングにはエラーがつきものです。その分、自分で解決できたときは嬉しいと感じられます。しかし、エラーが解決できずに先に進めなければつまらないと感じ、やがて諦めてしまうことも少なくありません。2019年に株式会社侍が行ったプログラミング学習の挫折についての調査で、プログラミング学習中に挫折を感じたことがある人の割合は87.5%でした。また、挫折や行き詰まりを感じた原因は「不明点を聞ける環境ではなかった」が40.8%、「エラーが解決できなかった」が36.3%、「モチベーションが続かなかった」が33.3%です。この結果からみても、プログラミング学習をする際の環境は非常に重要であるとわかります。

子ども自身に考えさせながら必要な助言をしてくれる人がいる環境であれば、楽しく学べます。子どもが悩んでいるときにはつい助け舟を出してあげたくなりますが、手の出しすぎは逆効果です。子どもよりも先にエラー箇所に気づく場合もあるかもしれませんが、そこはぐっと我慢して様子を見ておくほうがよいでしょう。子どもが自分でチャレンジしている感覚を維持しつつ、アドバイスできる人がいる環境で学ばせるのがおすすめです。

3.子どもが楽しく学べるプログラミング教育 HALLO

毎日の自宅学習と週1回のレッスン、月1回は作品をプレゼンすることで小さな成功体験を積み重ねられます。自宅学習では毎日コツコツと取り組む習慣がつき、教室でのレッスンでつまずきのサポートを受けることが可能です。子どもが楽しみながら学ぶために開発されたオリジナル教材のPlaygramは、ゲーム感覚ではじめられます。Playgramは遊びから徐々にレベルアップし、無理なく実用的なレベルのコーディングまで学べる教材です。ミッションモード、クリエイトモード、アドバンスモードの3つのモードがあります。

プログラミング教育では2D世界になっているものが多いですが、Playgramは3D世界になっています。その分、表現の幅がひろがります。ただ「楽しく学べるだけ」では終わらないのがPlaygramです。ビジュアル言語とテキストコーディングの間の機能が備わっているため、遊びながら正しいタイピングが身につき、1年後にはコーディングもできるようになります。

子どもが楽しいと感じる学習環境を選ぼう

プログラミング学習は論理的思考を育むのにも役立ちますが、子どもにとって苦痛に感じられる学び方では伸びません。プログラミング教育 HALLOでは、学習教材Playgramなど子どもが楽しく学びながら実用的な力も身につけられる学習環境を用意しています。子どもに合っているかどうかが気になる場合は授業を無料体験することも可能なので、気軽にお問い合わせください。

執筆者:プログラミング教育HALLOコラム編集部

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