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プログラミングを学ぶメリットとは?将来の選択肢を広げよう!

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プログラミングを学ぶメリットとは?将来の選択肢を広げよう!

公開日:2023/05/23
更新日:2023/05/23

IT化の加速は世界レベルで進んでおり、技術の発展、感染症拡大などでさまざまなサービスがオンライン化されています。以前に増してIT化が加速している一方で、日本の大きな課題であるIT人材不足を解消していくために、小学校~高校までプログラミング教育が導入されました。それによって、プログラミング自体も身近になりつつあります。本記事では、IT人材の需要も含めてプログラミングを学ぶメリットを解説します。

1.プログラミングができる人の需要

IT化の加速によって、ITについての知識やプログラミング技術がある人の需要は増加傾向にあります。経済産業省の「IT人材育成の状況等について」の資料によると2030年までに40~80万人規模でIT人材の不足が生じると試算され、懸念されている状態です。また、IPA(情報処理推進機構)が発行する「DX人材白書2021」では、2021年の調査において国内の事業会社878社のうち88.2%が、国内のIT企業979社のうち81%が、IT人材の不足を感じていると回答していることが記載されています。

プログラミングができる人だけがIT人材というわけではありません。しかし、前述した状況を踏まえると、ITリテラシー、プログラミング技術が備わっている人材の需要が将来的にも増加していくと考えられるでしょう。なかでも、今後5年ほどで不足すると考えられる若手人材に関する質問では、アプリケーションの開発やプロジェクトマネージャー、幹部クラスでは新事業開発や事業創造の人材と回答されています。この結果から、幅広い知識や技術を持つ人材であるほど、就職できる企業の幅が広がると考えられるでしょう。

2.プログラミングを学ぶ7つのメリット

こちらでは、プログラミングを学ぶメリットについて解説します。

2-1.論理的思考が身につく

論理的思考とは、物事を順序だてて考える力のことです。仕事をするうえで業務の効率化を求められることも多いですが、そういったときに論理的思考が身についているかどうかで結果が大きく異なります。論理的思考が身についていれば、必要な作業やその順序などを冷静に整理して実行できるため、無駄な時間を省いて効率的に業務を進めることが可能です。

仕事以外の場面、たとえば、受験勉強にも論理的思考は活かせます。必要な勉強、勉強しなければならない科目の優先順位づけといったことまで考えられるので、効率よく学習できるでしょう。応用問題が扱われることが多い中学校や高校では、論理的思考を身につけていれば時間をかけずに正解にたどり着けます。たとえば、英語や国語の文章問題では部分的な単語の意味がわかれば、全文を読まなくても(あるいは文章全体の意味がわからないときでも)正解に近づけることが多いのです。ほかには選択問題においても、論理的思考はその効果が発揮されます。3択問題があった場合、どれが正しいかがわからなくても、2つが間違っているとわかれば正解は残りの1つであると考える論理的思考ができれば、正解できる確率は高くなるのです。

2-2.仕事の選択肢が増える

プログラミングに限らず、専門スキルを身につければ、そのスキルがなければ働けない職にも就けるので、まったくスキルを持っていない人より仕事の選択肢が広がります。特に、IT業界は新技術やサービスが続々と生まれてきており、変化が激しい業界です。しかも、IT系の職種とひとくちにいっても、プログラミングそのものを行うプログラマーや、クライアントへのヒアリングを通じて要求に最適な仕様のシステム開発を行うシステムエンジニアなど、さまざまなものがあります。

たとえば、エンジニアの場合はどのような分野で働くかによって必要とされるスキルが変わるので、その分、選択肢も多いです。業務のIT化は多くの企業が行っており、IT系企業以外でも情報システム部などでプログラミングを含めたITスキルを必要とされるところも少なくありません。前述しましたが、IT系の企業では若い世代の人材としてアプリケーション開発やプロジェクトマネージャーになれる実力がある人を求めています。子どもの頃からプログラミング学習をしていれば、就活する際にその知識や技術を全面的にアピールすることも可能です。

2-3.場所・時間に関係なく自由な働き方を目指せる

基本的に、プログラミングはパソコンがあり、インターネット環境が整備されていれば行えます。そのため、場所を選ばずに働けるのが魅力です。エンジニアは出社せずにリモートワークできたり、フレックスタイム制を導入している企業であれば正社員でも時間的に自由な働き方ができるので、プライベートを大切にしたい人にも向いています。IT業界ではリモートワークを導入している企業も多く、会社のデスクだけではなく、インターネット環境が整っているカフェや自宅、完全個室作業スペースなどを利用して仕事をしている人も少なくありません。

プログラミングのように高い需要があり、かつ自分で活かせる専門スキルがあれば経験を積んでいずれ起業することや、フリーランスとして独立すること、副業でプログラマーとして働くことなども実現できるでしょう。本業の休日や空き時間を利用して、クラウドソーシングサイトから依頼を受けて収入を得ることも可能です。クラウドソーシングで募集している仕事は納期までに納品すればよいため、副業にしやすいといえます。実際に募集されている例を見てみると、業務システムやスマホアプリの開発、サイト制作などが多く、そういった募集内容を見て得意分野に応募することもできるでしょう。

2-4.就職活動の際に有利になる

現状としてプログラミングができる人材は不足しています。そのため、需要が高く、将来性が高いスキルであるといえます。そうした社会のニーズに応えるために、小学校からプログラミング学習が必須となりました。つまり、今の子どもたちが成長して就職活動を行う際には、プログラミングができる技術が身についているのは当たり前で、基礎能力と見なされるようになっている可能性が高いです。将来に備えて子どもの頃からプログラミングを身につけておけば、就職・転職活動において少なからず有利になるでしょう。

日本国内だけではなく、企業のIT導入は世界中で行われています。そのため、日本国内だけではなく、海外で働く道も視野に入れることができるようになります。プログラミング学習をするために海外にIT留学をする人がいるほど、プログラミングはグローバル社会に適した技術です。プログラミングと同時に子どもの頃から英語も学んでおけば、外資系企業や世界を股にかける国際的な人材として高収入を得られるチャンスもあるかもしれません。

2-5.年収アップを狙いやすい

2022年にdodaが登録者を対象に行った職種・職業別年収に関する調査によると、全職種の平均年収が403万円であるのに対し、ITエンジニアの平均年収は442万円と水準を約40万円上回っています。エンジニアは納品したものの質など仕事の成果を重視されるケースが多く、実力社会で年収が決まることから、スキルアップするほど年収アップにつながりやすいです。自分のスキルアップをしていくなかで、年収1000万円以上を得ているエンジニアもいるほどです。

また、求められる分野によって必要な知識が異なるので、対応できる分野の拡大やプロジェクトマネージャーのような全体設計に携わるポジションに就けるように技術や実績を積んでいくことで年収アップにつなげることも可能です。入社早々でプロジェクトマネージャーを経験できる企業もありますが、経験を積んでから任せられるケースも多いので、スキルアップは必須といえます。さらに、自分の苦手分野を分析して克服していくことも重要です。

2-6.アイデアを形にできる

IoT家電やスマートフォンアプリ、通販サイトなど日常生活のいたるところでプログラミングが活用されています。別の見方をすれば、プログラミングができるようになることで、自分がやってみたかったものや作りたいと思っていたものを形にできるかもしれません。アプリやWebサイトを利用していると、「この部分がもっと改善されれば」「ここはこうしてほしい」といった不満部分が出てくることもあるのではないでしょうか。

プログラミングを学べば、自分自身が納得できるものを作り上げていけます。改善点が出てきたときにも、自分自身で試行錯誤しながら希望に近い状態に仕上げることが可能です。子どもの頃から、自分が考えたものを自分で作り出す体験をしておけば、創造性が豊かになることも期待できます。その結果、将来的に自分で考え、形にしたサービスを提供し、仕事として新事業の立ち上げなどができる可能性もあるでしょう。

2-7.趣味として楽しむことができる

プログラミングを学ぶメリットは仕事以外にも、ゲームやロボット、自分好みのWebサイトなども作れる点があげられます。自分が望んでいるゲームやロボットなどが作り出せれば自分自身で楽しめるだけではなく、多くの人にそれを楽しんでもらうチャンスもあるでしょう。「こういうものが欲しい」「ああいう機能があれば便利なのに」という声に対して、自分で応えることができます。プログラミングは生活用品にも使われているため、周囲の声から新しいサービスや商品を開発する楽しみにもつながるでしょう。

仕事としてではなくとも、あくまでも自分の趣味の範囲でさまざまな作品を作る人もいます。子どもであれば、友だちと一緒に遊ぶのも楽しいのではないでしょうか。そうした活動によって「もっと新しいものを作りたい」といった喜び・自信につながります。

3.プログラミング学習のデメリット

プログラミング学習にはメリットばかりではなく、デメリットもあります。そういった点も理解したうえでプログラミング学習に取り組みましょう。

3-1.挫折してしまう人が多い

独学でプログラミング学習をする人の90%以上が挫折してしまうといわれています。原因はさまざまですが、よくある原因のひとつは、わからないことが出たときに解決できず、諦めてしまうケースです。プログラミングは一度組んだ内容をテストして、問題があればそれを解消しながら最終的な形を作り上げることの繰り返しです。しかし、自分ひとりで学習していて解決できなくなるとモチベーションが下がってしまい、解決するまでトライする気持ちが継続しないケースが少なくありません。大人の学習者でも挫折してしまうことがあるほどなので、子どもがプログラミング学習する場合は学習環境を整えることや、モチベーションを維持できるようにサポートするといったことが重要になります。

3-2.習得するまでに時間とお金がかかる

プログラミングの習得は目標にするレベルによって異なりますが、基礎的な文法の習得だけでも200時間は必要であるといわれています。エンジニアなど仕事で役立つプログラミングができるようになるためには、2700~7000時間ほど学習しなければなりません。無料で利用できるオンライン学習教材などもありますが、前述したように独学では挫折するケースが多いことから、きちんと身につけられるようにプログラミング教室などに通う人も増えてきています。確かにプログラミング教室では効率的に学習できる可能性が高いですが、学習のためにパソコンなどを用意したり、教室に通う費用が必要だったりとさまざまなお金がかかります。

3-3.長時間パソコンを見ることになる

プログラミングはパソコンを使用するため、学習する際にはパソコンを長時間使わなければなりません。デスクワークで体調不良になる人が多いように、パソコンの長時間使用は腰痛・肩こりなどを招きます。また、画面を長時間見続けるので眼精疲労、視力の低下などにつながる可能性が高まることも否定できません。そのため、子どもにプログラミング学習させるときには、最初から長時間取り組むのではなく、まず一日の学習時間を決めておくのがおすすめです。さらに、休憩時間を設けて適度にパソコンを見ない時間も作り、子どもに負担がかからない方法で行いましょう。

4.プログラミング学習におすすめの方法

プログラミング学習をする方法はさまざまですが、こちらでは特におすすめの方法を紹介します。

4-1.プログラミング学習用のWebサイトを使う

プログラミング学習用のWebサイトが増えているので、そちらで学習するのもひとつの方法です。プログラミングを学習できる参考書は多いですが、実際に手も動かして学びたいのであればプログラミング学習用のWebサイトを利用してみるのもよいでしょう。なかには無料で利用できるサイトもあるので、気軽に費用をかけずに学習できます。

4-2.プログラミング教室に通う

プログラミング教室は費用がかかるものの、プログラミングをきちんと段階を踏んで学習・習得できます。教えてくれるのはプログラミングに詳しい講師であり、子どものレベルに合ったカリキュラムを組んで学習を進めることが可能です。無理のない範囲で学んでいけますし、わからない部分は講師に質問できるため、子どもがわからない部分を解消できないまま挫折してしまうこともありません。

子どものプログラミング学習を始めるならHALLOで!

子どものプログラミング学習をスムーズに進めていくには、大人のサポートが必須です。とはいえ、保護者が教えるのは限界があります。「プログラミング教育 HALLO」のオリジナル教材Playgramは、子どもがゲーム感覚で楽しみながら基礎から応用のコーディングまで学習が可能。子どもが夢中になって取り組める多くの工夫がされています。無料体験もできますので、お気軽にお問い合わせください。

執筆者:プログラミング教育HALLOコラム編集部

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