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プログラミング言語とは?15種類のプログラミング言語の特徴や難易度を徹底比較&解説

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プログラミング言語とは?15種類のプログラミング言語の特徴や難易度を徹底比較&解説

公開日:2024/09/05
更新日:2024/09/05

プログラミング教育に関心があっても、そもそもプログラミング言語ってどんなもの?という保護者の方は少なくないのではないでしょうか。
本記事では、数多あるプログラミング言語のうち、ベーシックなものから近年注目のものまで15の言語を選りすぐり、各特徴と難易度をわかりやすく解説しました。学ぶことでどんなメリットがあり、将来どんな道がひらけるのかまでご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

1.プログラミング言語とは

プログラミング言語とは、パソコンなどのコンピュータに特定の作業を行わせる際に使われるコンピュータが理解できる特殊な言語の総称です。プログラミング言語にはさまざまな種類があり、目的や用途で使い分けられています。それらの状況によっては、複数のプログラミング言語が用いられていることもあります。

1-1.プログラミングとプログラムの関係性

プログラミングとは、プログラミング言語を使ってコンピュータに指示するための命令を作ることです。命令には文法のような記述ルールがあります。ルールは各言語によって異なるものの、ルールに従って作られた命令をコンピュータが理解して実行するのはどの言語でも同じです。

1-2.プログラミング言語は200以上!?

現在、世の中には200種類を超えるプログラミング言語が存在するといわれています。今なお新しい言語が開発されており、今後もその数は増えていくでしょう。多様化の背景には、さまざまな意図があるものの、どれも共通目的となっているのは「効率化」「迅速化」という点です。

処理能力がいくら速くても、プログラミングに時間がかかるものより、時間がかかりにくく効率性の高いもののほうが、より多くの処理が可能になるからです。

2.プログラミング言語でできることを紹介

ここでは、プログラミング言語を用いればどんなことができるようになるのか、具体例を挙げてご紹介します。

2-1.Webサイトの構築にプログラミング言語を活用

今ご覧のWEBサイトでも、その制作過程ではプログラミング言語を使っています。プログラムによって表示させるコンテンツのほか読者の目に映る部分や、操作への反応の仕方などさまざまな部分の制御を担っています。

2-2.アプリケーションの開発にプログラミング言語を活用

パソコンやスマホのアプリも同様です。ユーザーの目に触れるビジュアル面はもちろん、どんな機能を実装してどう動かすのか、収集したデータをどう処理するのか、サーバとの通信のタイミングなどで使われています。

2-3.ゲームの開発にプログラミング言語を活用

スマホなどのゲームアプリや家庭用ゲームも、あらゆるビジュアル・動作にプログラミング言語が関わっています。たとえば、キャラクターや背景の見え方、ゲーム内の機能、ストーリー展開のためのロジック制御です。

2-4.ロボットの開発にプログラミング言語を活用

工場などのロボットでは、センサーから取り込んだデータを処理して、どのように動作させるのか制御プログラムが用いられています。近年は、機械学習やAIと併用させてさらなる効率化や機能向上も図られています。

2-5.電子機器の動作制御にプログラミング言語を活用

最も身近なところでいえば、炊飯器やエアコンなどの家電製品です。これらにはセンサーが取り付けられています。その制御にプログラミング言語が活用されていることで、私たちの暮らしはとても便利になっています。

2-6.AI・機械学習プログラムの開発にプログラミング言語を活用

収集した膨大なデータをどう処理させて、どのように評価したり学習させたりするのかといったところから、データの予測やパターンの認識といったところにまでプログラミング言語が用いられています。

3.プログラミング言語の種類一覧(おすすめ15選)

特徴・学習の難易度・将来性など多角的にご紹介します。プログラミング言語を選ぶ際の参考にしてください。

3-1.HTML・CSS

HTML(読み:エッチティーエムエル)とCSS(読み:シーエスエス)は、どちらもWEB開発ではベーシックなプログラミング言語です。

正式名称「HyperText Markup Language(読み:ハイパー・テキスト・マークアップ・ランゲージ)」の頭文字を取った略称で知られるHTMLは1990年代初頭に開発され、WEBページにテキストや画像、リンク、表などの静的要素を配置するのに用いられています。

ほぼ同時期にリリースされたCSSは、正式名称「Cascading Style Sheets(読み:カスケーディング・スタイル・シート)」の頭文字を取った略称で知られ、フォントサイズや背景色などの装飾的な部分の制御に用いられています。

学習難易度は、どちらも低く初学者向きです。シンプルな文法で、基本概念さえ理解すれば、基礎的なWEBページくらいはすぐに作れるようになります。

将来的には、WEBデザイナーやWEBサービスにおけるフロントエンド開発者といった道がひらけ、WEB関連のさまざまな分野でのキャリアパスも描きやすくなるでしょう。

3-2.PHP

正式名称が「Hypertext Preprocessor(読み:ハイパーテキスト・プリプロセッサ)のPHP(読み:ピーエイチピー)は、1994年に開発されたWEB開発に特化したプログラミング言語です。WEBページやオンラインショップなどでのログインやフォーム送信、データベース連携などで活用されています。

このようにサーバー側に対して動く言語のため、一般的にはユーザー側が目にする部分を担うHTMLやCSSなど他のプログラミング言語と連携させて使われます。

学習の難易度は比較的易しい部類に入るため、初学者向きです。しかし、HTMLやCSSと比べればやや上になり、その理由は学習範囲が広くなるためです。PHPを学ぶ際は、事前にHTMLやCSSを学んでからのほうが理解も習得も早いでしょう。

将来性の面では、単体でもあるといえますが、他のプログラム言語と組み合わせればさらに職業選択の幅が広がります。具体的にはWEBデベロッパーやWEBアプリやコンテンツ管理システムの開発者、WEBコンサルタントなどの職業があります。

3-3.Visual Basic(Visual Basic.NET)

Visual Basic(読み:ビジュアル・ベーシック/以降VB)は、マイクロソフト社によってプログラミング言語のBasicから派生して開発された、直感的で視覚的な操作から初学者が覚えやすい言語の一つです。簡単なものから複雑なものまで作れるところから、タスクを自動化させるためのツール作成だけでなく、業務用アプリやゲームの開発などのさまざまな場面で使われています。

1991年にリリースされたVBをベースに開発されたのが、Visual Basic.NET(読み:ビジュアルベーシック・ドットネット/以降VB.NET)です。

VBと基本的な文法や命令が似ているものの、機能面で優れており、さらに高度なプログラムが作れます。身近なところでは、Microsoft製品の拡張ツールの開発にも使われています。

学習の難易度はどちらも同レベルですが、これから学ぶことを考えると、将来性や発展性の面からVB.NETのほうがおすすめです。職業では、どちらもアプリやデータベースの開発者、システムアナリストなどの道があります。

3-4.JavaScript

1995年に開発されたJavaScript(読み:ジャバスクリプト)は、当初WEBページ内にある要素の装飾が目的でした。それが今では、WEBページでの動的な要素のほか、ユーザーとサーバーの接点になる機能追加にも使われています。たとえば、ポップアップウインドウの表示やチャットボットの作成などです。

WEBブラウザ上で直接実行できるところが大きな特徴で、その処理にはほぼタイムラグがありません。ユーザーやコンピュータ側の処理だけでなく、サーバー側の処理も行えることから、WEB開発では必須スキルといえるほど中心的な言語で、その地位は不動ともいえます。

こうした点からも今後さらに需要が高まると考えられ、学んでおいて損のない、将来性十分な言語です。HTMLやCSSと組み合わせて学べば、より活躍の場を広げることが可能でしょう。

習得によってひらける道には、フロントエンドやバックエンドでの開発者、WEBアプリの開発者、WEBブラウザベースのゲーム開発者があります。

3-5.Python

Python(読み:パイソン)は、WindowsやmacOSのほか、汎用系OSと呼ばれるLinux(読み:リナックス)などさまざまなOS上で動かせる、既存の言語よりも柔軟性と拡張性に優れているところが特徴のプログラム言語です。

開発時期は1980年代で、リリースも1991年と、意外にもあまり新しい言語ではありません。ところが、上記の特徴から多くの分野で活用できるところに着目され、近年では機械学習などのAI技術にも用いられるようになったことで、さらに注目が集まり、需要が高まっています。

データ分析だけでなく、WEBやアプリ開発などでも広く活用されるといった適用領域の多彩さに比べて、読みやすく書きやすい命令構文であることから、初学者でも習得しやすいものになっています。習得すれば、業界を横断したキャリアが築きやすくなるでしょう。

職業としては、WEBやアプリの開発者はもちろんですが、代表的なものにはデータサイエンティストや機械学習エンジニアなどが挙げられます。

3-6.Go

Googleが開発したGo(読み:ゴー)は、一般的には「Golang(読み:ゴーラング)」あるいは「Go言語」と呼ばれています。OSの種類を問わずに動かせるところと、統一性のある命令文で、なおかつ少ない構文で命令を与えられるところが特徴のプログラミング言語です。

そうした特徴からプログラム自体が軽量になるため処理速度が速いことと、並行処理やそのサポート力に優れている点で大規模システムの開発にも適しており、分散システムやビッグデータの処理、IoTといった分野で需要が高まっています。

習得の面では、基本的な部分は初学者にも理解しやすいものの、他のプログラミング言語にはない記述ルールの厳しい制限の部分で難しさを感じることはあるかもしれません。

しかし、将来性は、VB.NETやPython同様に明るいといえます。Goを扱う職業には、バックエンド開発者やクラウドアプリ開発者のほか、クラウド環境を開発するエンジニア、ネットワークエンジニア、分散システムの開発者や保守運用を行うエンジニア、システムプログラマーなどがあります。

3-7.Swift

Apple社から登場したSwift(読み:スウィフト)は、シンプルで読みやすく、専用ツール(Playgrounds)を使えば対話的にプログラミングできるとあって、低年齢層でも学びやすいプログラミング言語の一つです。

当初はiOSやmacOSのアプリ開発を目的にリリースされましたが、誰もが使えるようにオープンソース化されたおかげで、今では一個人でもiPhoneやiPad向けのアプリを開発できるようになっています。

産業分野では、拡張性の高い高度なWEBサービスや、別のシステム同士をつなぐための接点になるAPI(読み:エーピーアイ/正式名称:Application Programming Interface(アプリケーション・プログラミング・インターフェイス)」が開発できることから、サーバー側の開発場面でも用いられています。

今後もモバイルアプリ開発への需要は続くと予想できるため、将来性は十分です。Apple製品に特化したアプリ開発者のほか、サーバー側のアプリ開発者やモバイルアプリ専門のコンサルタントとしての活躍も可能です。

3-8.C#

2000年にMicrosoft社が発表したC#(読み:シー・シャープ)は、初学者にも理解を深めやすいものになっています。その背景には、この後ご紹介するプログラミング言語Java(読み:ジャバ)から一部派生して作られた経緯が影響しています。

C#は、再利用性や保守性の高さ、高速処理を得意としているため、複雑で大規模なシステムになりがちなARやMRといった仮想空間の開発や、モバイルアプリ開発、ゲーム開発といったところにも用いられています。

将来性と発展性については、十分に期待が持てます。開発元のMicrosoft社が現在も新しい機能の追加やアップデートを定期的に行っていることからです。また、VB.NETの開発環境と密接に関係しているため、C#のスキルを身に着けることで多種多様な企業や業界を横断した幅広いキャリア選択が可能になります。

たとえば、ソフトウェアエンジニアやゲームエンジニア、WEB関連やデスクトップなどのアプリ開発者としても活躍できるようになるでしょう。

3-9.Kotlin

ロシアの企業によって2011年に開発され、2016年にリリースされた比較的新しい言語のKotlin(読み:コトリン)は、翌2017年にGoogleの公式プログラミング言語として採用されています。これを受けて、現在はAndroid開発場面での利用が拡大中です。その非常に高い将来性に対しても注目が集まっています。

Javaの代替として開発された経緯から、Javaとの互換性は100%です。そのため、Javaを用いた既存プロジェクトにも統合させやすい点と、Javaよりも簡潔で高い安全性と生産性を誇ることから、Androidアプリ開発のほかサーバー側のアプリ開発でも利用されています。

他のプログラミング言語と比べて直感的な構文のため、初学者が取り組みやすい言語の一つです。ただ、現状では日本語での教材が少ない点から、独学よりもスクールを利用したほうが習得しやすいといえます。

Kotlinの習得で、Androidに特化したアプリ開発者やバックエンド開発者、ソフトウェアエンジニアなどの職業選択が可能になります。

3-10.Java

先ほどから幾度と登場するJavaは、すでにご紹介したJavaScriptと混同されがちですが、実はまったく異なる別のプログラミング言語です。1995年に開発されて以降、主にサーバー側の開発に用いられています。

コンピュータのデスクトップアプリやモバイルアプリなどのほか、インターネット上で動作するアプリ開発にも使われており、特に近年では、モバイル開発の分野にも活用の幅が広がっています。このことからも、今後も非常に高い将来性があるといえるでしょう。

このほかにも、多くの企業や組織のシステム構築にも活用されています。そのため、Javaを習得すれば、アプリ開発者としてだけでなく、データベース管理者や開発プロジェクトの管理を担うプロジェクトマネージャー、システムアーキテクトなどのいわゆる上流エンジニアとしての活躍の道がひらきやすくなります。

将来性の良さのわりに、比較的理解しやすい命令構文で初学者が学ぶのに向いている言語の一つです。

3-11.R

R(読み:アール)は、1990年代に統計学者によって統計データ解析を目的に開発され、データ分析処理や統計解析に特化したプログラミング言語です。そのため、扱えるようになるには統計に関する理解も必要です。

利用されている分野には、高度な知識と技術を要する機械学習や科学研究などがあり、特に近年のビッグデータ活用需要に応えられる重要なツールとして非常に多くの注目が集まっています。

これらから見ても、Rを習得した人の価値は今後もさらに高まっていくと予想できます。初学者向きとはいいにくい言語ですが、スキルを身に着けられれば、将来はとても明るいものになるでしょう。

Rを扱う職業には、データサイエンティスト、データアナリスト、統計学者、統計データを扱う研究者、データエンジニアなどがありますから、専門性の非常に高い分野で活躍できるはずです。

3-12.C

C(読み:シー)は、1972年に開発された比較的古い言語で、一般的には「C言語」と呼ばれ、IT技術の世界で強い影響を与え続けているプログラミング言語です。当初は汎用OSであるUNIX(読み:ユニックス)のために作られましたが、その後Windowsなどの他OSやシステムにも広く活用されるようになっています。

C言語は、近年見られるプログラミング言語よりもずっと機械的なため、学習難易度は高めです。とはいえ、今なおコンピュータやその周辺機器などさまざまなシステムの基盤となる部分で活用されていますから、身に着けられれば多種多様な業界や分野で重宝される人材となれるでしょう。

また、C言語は他言語の開発のきっかけにもなったものですから、他のプログラミング言語への理解や習得にも役立つことは間違いありません。習得者が就ける職業には、組み込みソフトのエンジニア、OS開発者、デバイスドライバーのエンジニア、ゲームプログラマーなどがあります。

3-13.Objective-C

1980年代に開発されたObjective-C(読み:オブジェクティブ・シー)は、先にご紹介したCに拡張機能をプラスしたもので、いわばCの上位言語に当たります。データとそのデータを操作するための手段をまとめて扱える機能を備え、なおかつ独特な命令構造を持っていることから、プログラミング初心者には学習難易度が高めです。

現状では、主にiOSやmacOSといったApple製品のアプリ開発の場面でとても重要な役割を担っています。しかし、プログラミング言語Swiftが登場したことにより、将来的には需要が減ると見られています。とはいえ、これから学ぶメリットはまだ十分にあります。

Objective-Cですでに開発されたものが多くありますから、それらのプログラムの移行時に既存システムへの理解に役立つほか、iOSやmacOSアプリの開発分野での就業機会拡大の一翼になる可能性があるからです。

これらを踏まえると、Objective-CだけよりもSwiftやJavaと合わせて習得するほうが、さらに職業選択の幅が広がるでしょう。

3-14.Julia

高性能で広い用途に対応できることを目的に作られたJulia(読み:ジュリア)は、2012年に公開された比較的新しいプログラミング言語です。PythonやRに似た命令ルールを持ちながらも、Cに匹敵する実行速度の速さから、大規模データの処理に強いのが特徴です。その特徴により、科学技術の計算や機械学習開発、データサイエンスの分野で急速に普及しているところです。

学習難易度は、高度な数学とプログラミングの知識を要する点から、プログラミング初学者が最初に手をつけるには学習コストが高めといわざるをえません。

しかし、データサイエンスや機械学習分野は、今後ますます需要が高まるのは確実です。Juliaの学習は、その需要に応えられる力を備えることにもなるため、将来的に大きなメリットがあるでしょう。

選べる職業も専門性の高い分野のものになり、データサイエンティスト、数値計算エンジニア、機械学習エンジニア、量子データの研究者などが挙げられます。

4.プログラミング言語を使う職業を紹介!

ここでは、プログラミング言語を使う職業の特徴と仕事内容を紹介します。将来を考える参考にしてください。

4-1.プログラマー

アプリケーションやITサービスなどの開発で、そのシステムに求められる機能や性能を理解し、適したプログラムを作るのが主な仕事です。そのため、どのプログラミング言語を扱えるかによって携われる開発分野や領域が異なります。

とはいえ、学歴はあまり重視されていません。プログラミングスクールでスキルを習得してから就職する人も少なくなく、むしろ適性面が重視される傾向にあります。システムが目的を達成できるように命令を書き続けることになるため、粘り強く仕事に向き合える根気強さが求められます。

主なキャリアパスには、プログラマーで経験を重ねてから上位職のシステムエンジニアにステップアップするパターンがあります。

4-2.システムエンジニア

ITシステムの開発で、細かな部分まで含めたシステム全体の設計、構築、運用管理を担います。プログラミングスキルは、開発段階のみならず、運用管理の段階に入ってからも求められます。既存のプログラムを書き換えたり、追加修正したりすることがあるからです。

現場によっては、プログラマーを兼任したり、同じシステムエンジニアでもジュニアやシニアなどの階級で担当領域が異なったりすることもあります。後者の場合、階級が上になるほど、人やプロジェクトに対するマネジメント能力も要求されるようになります。

システムエンジニアになるには、プログラマーからスキルアップするか、スクールなどで技術や知識を学ぶことで就業可能です。

4-3.Webエンジニア

WebサイトやアプリなどのWeb開発において、設計、構築、運用管理を担います。具体的には、搭載する機能やビジュアルなどを考えて、それらを具現化し、運用開始後はメンテナンスを行いつつ正常に動作しつづけられるよう全体を管理していきます。

現場によってはコーダーと呼ばれるいわゆるプログラマーの役割を担う人がいる場合もありますが、エンジニア自身がコーダーの役割を担うところもあります。

Webエンジニアになるには、専門学校やプログラミングスクールなどを経て就くケースが多く、あまり学歴は重視されていません。

キャリアパスとしては、開発現場でWEBエンジニアの経験を積んでから独立する道、経験知や技術力を高めて企業のWEBシステムの最高技術責任者(CTO)として従事する道などがあります。

4-4.ゲームエンジニア

家庭用ゲームやスマホゲームなどのゲーム開発に携わります。具体的には、ゲームを動作させるためのエンジンの開発、プレイに関する設計、効果音やBGMなどサウンドの制御があります。全般的に関わるというよりも分業制になっているところが多く、そのため領域ごとで職種名が変わることもあります。

ゲームエンジニアを目指すには、C#をはじめとしたプログラミング言語への理解は不可欠で、コンピュータサイエンスの知識も必要です。こうした知識は大学や専門学校で学ぶことが多いですが、近年ではプログラミングスクールで学んだことをもとにして独学で開発したゲームをPR材料にゲーム会社に就職する人もおり、就職へのアプローチ方法が多彩になりつつあります。

4-5.AIエンジニア

近年注目を集めるエンジニア職の一つで、AI(人工知能)システムや機械学習の開発に従事するエンジニアの総称です。

主な業務はデータの収集・処理・分析で、AIアルゴリズムといわれる処理方法の開発や、処理したデータからのパターン予測システムの開発なども行います。

AIエンジニアになるには、用いられるプログラミング言語への深い理解は当然として、データサイエンスや機械学習、ディープラーニングといった高度で専門的な理論への知識も求められます。

プログラミング言語の習得自体はプログラミングスクールでも学べますが、理論などの知識は大学で学ぶケースが大半です。そのため、他のエンジニア職に比べて就職のハードルが高めです。

5.自分に合うプログラミング言語はどうやって選ぶ?

選び方の基準にはさまざまありますが、以下のポイントを基準にすると、自分に合うものが見つけやすいでしょう。

  • 興味のあるもの
  • 将来の道など、目標に合うもの
  • コスト面を含む学習の難易度
  • コミュニティやサポートの充実度
  • 言語のトレンド
  • 労働市場における需要(将来性)

子どもにプログラミング言語を学ばせる場合は、その言語の将来性も大切なポイントですが、何よりもまずは子ども自身が楽しんでプログラミングという作業に向き合えるかどうかです。

最初から「これ」と決めてしまうよりも、いくつかの言語に触れたうえで、子どもがより強く関心を持ったものを学ばせるほうが習熟も早く、ステップアップにも有効でしょう。

【関連記事】プログラム言語の選び方は?子どもにおすすめの言語も紹介!

6.プログラミング言語は小学生から学ぼう!

プログラミング言語の習得は、技術を身に着ける以外にもさまざまな能力開発にも役立ちます。

6-1.論理的思考力を育てる

プログラムを書く作業では、目的の結果が得られるようにプログラムを動かすためには、どのように命令文を組み立てていけばいいのか順序立てて道筋を考えます。その考える力が論理的思考を養うのに役立ちます。

6-2.課題解決力を育てる

プログラミングで導き出したい結果を課題と考えると、それに対する解決策が命令文です。どんな命令を与えればいいかの選択肢は求める結果によって変わるため、課題解決にはいろいろな手段があることを学べます。

7.プログラミング教育 HALLOでプログラミング言語を学ぼう!

初心者がプログラミング言語を学ぶうえで重要なのは、学習が継続しやすいかどうかです。特に子どもの場合は、面白いと感じられなければ続きません。その面白さの原点になるのは成功体験です。

プログラミング教育 HALLOでは、成功体験の積み重ねを重視しており、そのための独自教材も用意されています。子どもが夢中になって取り組めると好評で、気づけば実用レベルのプログラミングスキルが身に着く仕掛けになっています。

8.まとめ

早い段階からプログラミングスキルを身に着け、使いこなせるようになっていれば、将来も安心です。

たとえ、プログラミングとは関係のない職に就いたとしても、プログラミング言語習得の過程で得られる論理的思考力や課題解決力はどんな場面でも役立ちます。また、習得の中で得られる「やればできる」の成功体験は、子どもにとって未来を生き抜く力にもなるはずです。

これらだけでもプログラミングを学ぶメリットは十分あるのではないでしょうか。

執筆者:プログラミング教育 HALLOコラム編集部

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