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小学生・中学生が将来プログラマーを目指すときの困らないスキルとは?勉強法とは?
【2024年最新】小学生の習い事!おすすめ人気ランキング!習い事の数や平均費用も紹介!
公開日:2025/02/03
更新日:2025/02/03
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「子どもに何か習い事をさせたいけれど、どれがいいのか」そんな悩みを抱える保護者は少なくないのではないでしょうか。できれば将来に役立つものや、子どもに合ったものを選びたいとは思うものの、情報が溢れすぎていて選びきれずに迷っている方もいらっしゃるでしょう。そこで今回は、小学生におすすめの習い事のほか、今後の傾向や習い事をさせるメリット・デメリットについてもご紹介します。習い事選びの参考にしてください。
1.小学生で習い事をしている人の割合
ママ友やパパ友から子どもの習い事について聞くたびに、「うちの子も何か習わせたほうがいいのかしら」と不安を覚える保護者は少なくないのではないでしょうか。
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通信教材などを提供するベネッセコーポレーションが行ったアンケート調査(対象:保護者3,096組)によると、有料の習い事をさせている割合は72%。3人中2人が習い事をしているとの結果が出ています。やはり、小学生のうちから習い事をしている子どもは多いようです。
出典:ベネッセ教育情報「【2024年版】小学生に人気の習い事ランキング!平均費用や習っている数も紹介」(https://benesse.jp/kosodate/202403/20240329-1.html)
1-1.小学生の習い事の数
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習い事をしている子どもが多いことはわかりましたが、一人当たりどのくらいの数の習い事をしているのか。それについても、アンケート結果が出ています。なんと、半数以上の子どもたちが2つ以上の習い事に参加していることがわかりました。中でも最も多いのは2つですが、4つ以上の習い事をしている子どもも存在するようです。2つの習い事をこなすだけでも大変だと思われますが、4つ以上の習い事を両立させている家庭ではどのような工夫をしているのか、とても興味深いところです。
出典:ベネッセ教育情報「【2024年版】小学生に人気の習い事ランキング!平均費用や習っている数も紹介」(https://benesse.jp/kosodate/202403/20240329-1.html)
1-2.小学生の習い事の平均費用
習い事の内容次第で費用が大きく変わるため、何を習わせているかによって金額に幅は出ます。その前提を踏まえて、ざっくりと全体的な平均値を取ると、ひと月あたり1万6,676円ほどかかっているとのこと。近頃は物価高が続いていますから、費用が高めに出るのは、その影響も少なからずあるとベネッセでは見ているようです。
2.【最新】小学生の習い事のおすすめ人気ランキング(小学生男子)
さて、ここからは男子と女子に分けておすすめの習い事を人気順にご紹介していきます。なお、ランキングは、ベネッセと学研のアンケート結果をもとに独自で行っています。
【参考】
- ベネッセコーポレーション:https://benesse.jp/kosodate/202403/20240329-1.html
- 学研教育総合研究所『小学生白書Web版2023年10月調査』:https://www.gakken.jp/kyouikusouken/whitepaper/202310/chapter7/01.html
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第1位 水泳
数ある習い事の中でも王道ともいえる『水泳』。健康増進が期待できる、水に親しめる、泳げるようになるなどメリットもたくさん。正しい泳ぎ方や息継ぎの仕方などを覚えられるため、災害時にも役立つスキルになります。
第2位 英会話
グローバル化が進み、日本国内にも外資系企業が増えています。翻訳アプリなどもありますが、やはり英語を自在に扱えるようになると、将来の道も広がります。英会話教室では、英語での読み書きにくわえてコミュニケーション能力も鍛えられます。
第3位 サッカー・フットサル
こちらも、男子の習い事の中ではスタンダードなものです。サッカーの技術を教えてもらえるのはもちろんですが、体力向上を図ったり、チームワークを学んだりするのにも役立ちます。繊細な技術を身につけるには根気が必要です。粘り強さを養えるでしょう。
第4位 塾・通信教育
学校での学習の補習や受験のために習う人が多い傾向です。家庭だけではカバーできない部分を任せるのに最適です。塾と併用して通信教育で苦手部分を克服したり、得意を伸ばしたりと、それぞれにある特徴を活かして活用されています。
第5位 ピアノ
音楽教室の中でも特にピアノに人気が集まっています。ひと昔前は男子がピアノを習うことは、あまり見かけられませんでしたが、近年の傾向として表現力を豊かにさせたい、感性を磨かせたいといった理由があるようです。
第6位 習字・書道
ビジネスシーンでパソコンが主流となっても、文字を書く機会は多いものです。字がきれいに書けると、それだけで周りからの評価も変わります。習字や書道では、一画一画を丁寧に書くという動作を通じて、投げ出さない粘り強さも鍛えられます。
第7位 野球
硬式・軟式とありますが、いずれにしても今も昔も変わらず大人気の習い事です。野球の技術が身につくのはもちろんのこと、チームワークや体力向上、礼儀作法なども学べます。他のチームとの交流も多いので、子どもの人間関係構築にも良い影響を期待できるでしょう。
第8位 武道(柔道・空手・剣道など)
柔道や空手、剣道といった武道は「礼に始まり、礼に終わる」と言われるほど、礼儀作法にはとても厳しいところがあります。武術は扱い方を間違えれば、他人を傷つける道具にもなるからです。強さを得ると同時に、人との関わり方も学べる良い習い事です。
第9位 そろばん
電卓が登場しても、そろばんへの人気は変わっていません。暗算に強くなれる以外に、数の扱い方が上手になります。計算力が身につくだけでなく、数学的思考も得られるので、論理的に物事を考えるための基礎力が養えます。
第10位 プログラミング・ロボット教室
小学校でプログラミング教育が必修化されたことに影響を受け、プログラミングへの関心が高まっているのでしょう。ランキングにも登場するようになりました。小学生を対象にした教室では、テキストベースの本格的なプログラミングよりも視覚的かつ直感的なプログラムの組み方を教えてくれます。
3.【最新】小学生の習い事のおすすめ人気ランキング(小学生女子)
ここからは、女子に人気の習い事をおすすめ順に10個ご紹介します。男子と女子では、やはり傾向が異なるようです。
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第1位 ピアノ
ピアノの人気は、今も健在です。実はピアノを習っていると、脳の中でも平衡感覚や感情・思考、記憶に関する領域が発達するのだとか。創造性や社会性を司る部分の活動も促されるため、感性を磨けるほかにも、良い人間関係を築きやすいなどのメリットもあるといえます。
第2位 水泳
男子と同様、女子にも水泳は大人気です。水中で全身を動かすため、自然と体に負荷がかかります。それが子どもの筋力増強、柔軟性や平衡感覚の向上などに役立ってくれます。また、水の中はリラックス効果も期待できるので、心身の安定にもつながります。
第3位 塾・通信教育
習う目的はさまざまで、学校で克服できない苦手分野のフォローアップや予習、受験勉強が多いです。勉強は一度つまずくと自信を失いかねませんが、子どもの習熟度に合わせた内容で学習を進めることができるため、自信を育てるのにも大いに役立ちます。子どもたちは、自分のペースで学びながら、成功体験を積むことで、より前向きに学習に取り組むことができます。
第4位 英会話
将来、海外に行く行かないに関係なく、英会話ができれば、子どもの世界はぐんと広がります。英会話の習得を通じて、異文化に触れるからです。異なる世界を知ることで、実践的なスキルを得られるだけでなく、感受性も豊かにできるでしょう。
第5位 習字・書道
美しい字が書けるようになると、自分に自信がつくようになります。また、習字や書道では書くときの姿勢も大切ですから、良い姿勢を維持する習慣も自然と身につくでしょう。一つの文字を丁寧に書くことを通して、集中力も養えます。
第6位 ダンス
学校の授業でダンスが必修化されていることもあり、ダンスへの人気は右肩上がりのようです。音楽に合わせて体を自在に動かすことで、自己表現力を高めるだけでなく、体の柔軟性や平衡感覚、音楽への感受性など、さまざまな能力を育むことができます。
第7位 体操・リトミック
ダンスにも通じるところがありますが、体操やリトミックは、自分の体を自分でコントロールするという感覚を養う機会になります。これができるようになると、自分と他者の境界線を引きやすくなり、人間関係にも心理的に良い効果を期待できます。
第8位 そろばん
実生活でそろばんを使う機会は少ないかもしれませんが、その人気は衰えることがありません。そろばんを通じて計算力を高め、論理的な思考を養うことができるため、早い時期から学ぶことで算数に強くなることができます。そろばんの学習は、計算のスキルだけでなく、集中力や問題解決能力も育むため、子どもたちの数学的な基盤をしっかりと築く助けとなるでしょう。
第9位 武道(柔道・空手・剣道など)
女子の場合、武道を習うことで得られるものは、なんといっても人間としての自信でしょう。自己防衛能力が高まるので、社会生活で安心感を持てるようになります。それが自ずと人間としての自信にもつながり、積極性を磨く機会にもなるはずです。
第10位 絵画教室・造形教室
イラストや絵を描いたり、ものを作ったりするのが好きという女子は多く、その得意を伸ばしてあげられるのが絵画教室や造形教室です。絵を描くには対象のモノをしっかりと観察する必要がありますから、観察力や洞察力も養えるでしょう。
4.小学生の「新たにしてみたい習い事」ランキング
新たに習ってみたいものをベネッセが調査したところ、現代の子どもたちっ子らしい回答がいくつか見られました。
【参考】
- ベネッセコーポレーション:https://benesse.jp/kosodate/202403/20240329-1.html
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第1位 プログラミング
学校教育を通して身近に感じるようになったことで、プログラミングに関心を持つ子どもが増えているようです。教室によって学べる内容はさまざまですが、プログラミング教育 HALLOは年長から始めることができ、ゲーム感覚で楽しみながらプログラミングの基礎から学び、タイピングの練習も実施できる今人気のプログラミング教室です。
特に保護者・生徒へのサポートが手厚く、はじめてのプログラミング学習が不安というご家庭も安心してお通いいただけます。
第2位 ダンス
学校でダンスが必修化されたことに加え、SNSやテレビでダンスシーンを目にする機会が増えたことで、ダンスに憧れる子どもたちが増えているのでしょう。1曲を通して体を動かし続けるダンスは、成長期の子どもたちにとって良い運動となります。
第3位 動画制作
YoutubeやTiktokなどの動画配信サービスが日常に溶け込むようになったことで、自分も動画を作りたいと考える子どもは少なくないようです。今はスマホ一つでも簡単に作れますが、作り方を教わることでより高度な制作技術を身につけることが可能です。
第4位 ピアノ
人気の習い事にもランクインしていたピアノは、新たに習いたいものとしても挙がってきています。ピアノを習うことで脳や心が豊かに育めるほか、音楽の創作能力が身につくので自己表現能力の幅が広がります。
第5位 絵画・工作
漫画やアニメを通して、絵を描く楽しさを知った子どもは少なくないでしょう。絵を描いたり、モノを作ったりすることを通して、自分の思いや考えを表現できるようになると、コミュニケーションの質も向上していきます。
5.小学生の習い事の今後はどうなる?多様化する?
今では『英会話』や『ダンス』が珍しくなくなりましたが、親世代が子どものころには、これほど多くの選択肢がなかったのではないでしょうか。この変化からも、習い事の種類が大きく多様化していることが伺えます。今後もこの傾向は続くでしょう。子どもたちの興味や関心が広がり、ますますデジタル社会が進化していく中で、新しい習い事が次々と登場するに違いありません。
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6.保護者の声!小学生で習い事をやってよかったことは?
ベネッセでは、小学生の子どもを持つ保護者を対象に、させていてよかったと思う習い事についてアンケートを取っています。そこに上がってきた声を一部ご紹介します。
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第1位 水泳
「体が丈夫になり、体調を崩しにくくなった」
「進級が成功体験になり、『やればできる』という自信がつくようになった」
努力が報われる経験を積み重ねられるのも、子どもにはやりがいになっているのでしょう。
第2位 英会話
「英語が読めるようになったことで、ローマ字でのタイピングもできるようになった」
「英語の学びを通して世界の動きにも関心が向くようになった」
日本語をローマ字に置き換えるというのが楽にできるようになれば、タイピングスピードも向上するでしょう。
第3位 塾・通信教育
「勉強する習慣が身につ付いた」
「勉強の面白さを感じられるようになり、楽しみながら取り組めるようになった」
「好きこそ、ものの上手なれ」と言いますが、楽しい気持ちがあれば、学びへの吸収力もアップしそうです。
第4位 ピアノ
「自分から練習に取り組むという習慣がついた」
「発表会や試験などの目標に向けてコツコツ頑張れるようになった」
両手で全く異なる鍵を押して奏でるというのは、日々の努力のたまもの以外の何物でもありません。スモールステップの大切さを学べる機会にもなるでしょう。
第5位 習字・書道
「文字を覚えるのが早くなる」
「机に向かう習慣づけになっている」
一つの文字や一つのフレーズを繰り返し書くので、まだ習っていない漢字などを習字で先に覚えたりすることもあります。
7.小学生に習い事をさせるメリット
小学生のうちから習い事をさせることには、3つのメリットがあります。
- 好きなことに対する関心が深まる
- 学校以外の場所で交友関係が広がる
- 得意なところを伸ばせたり、能力を高めたりできる
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子どもは、興味や関心を持ったものに対して、大人以上の集中力で取り組み、その経験や知識を驚くほど吸収します。習い事を通じて、より深い知識を得たり、体験を通して多様な学びを得たりすることで、その力をさらに伸ばすことができます。これらの経験は、成長後も大いに役立つことが多いでしょう。
また、褒められたり、努力が認められたりすることで、子どもは自信を育んでいきます。その自信は、将来社会に出るときに大きな支えとなり、前向きに進んでいく力となるでしょう。
8.小学生に習い事をさせるデメリット
子どもに習い事をさせることは、本人や保護者にとってチャレンジとなることもあります。習い事が増えるほど、次のようなポイントを考慮する必要が出てくるでしょう。
- 金銭的な負担が増える
- 自由時間が減り、家族で過ごす時間が限られる
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しかし、これらは子どもの成長や学びのための大切な機会と捉えることができます。習い事のメリットと、それに伴う調整の必要性をバランスよく考えながら、各家庭に合った最適な方法を見つけていくのが理想的です。
9.習い事を選ぶときに気をつけるポイント
保護者の皆さんも、子ども時代に何かしらの習い事を経験されていたことでしょう。その経験を振り返ってみると、習い事を選ぶ際にはメリットとデメリットだけでなく、いくつかの大切なポイントを考える必要があることがわかるかと思います。
- 子どもの意志はどうか?
- 費用や場所は無理のない範囲であるか?
- 習い事そのものがプレッシャーにならないか?
- 途中でやめたくなったときに、どのように対応するか?
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保護者の考えと子どもの希望がそれぞれあるかもしれませんが、実際に通うのは子どもですので、まずは子どもの意志を尊重することが大切です。無理に習い事を続けるのではなく、楽しく学びながら成長できることが理想です。習い事がつらいものになってしまうと、その時間を有意義に活かすのが難しくなってしまいます。
ぜひ、上記の4つのポイントについてお子さんとよく話し合い、お互いに納得した上で習い事を選ぶことで、充実した学びの時間を提供してあげましょう。
10.プログラミング教育 HALLOでプログラミングを学ぼう
子どもの習い事の中で、新たに習いたいものにランクインした『プログラミング』。「まだ小さい子どもには難しいのでは?」と心配される保護者の方もいるかもしれませんが、プログラミング教育 HALLOでは、年長から楽しみながらしっかり学べる本格的な教材とカリキュラムを提供しています。子どもたちの進度に合わせて段階的にステップアップしていくため、無理なくやる気を引き出し、自信を持って取り組むことができます。プログラミング学習を通して、子どもたちは自分のペースで着実にスキルを身につけていけるでしょう。
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11.まとめ
保護者世代が子どものころに比べ、習い事もかなり多様化したのではないでしょうか。それでも、習い事を選ぶ際に大切なポイントは、今も昔も変わりません。最も重要なのは、子ども自身の意欲です。子どもが楽しみながら前向きに取り組めるものを選ぶことで、将来に役立つ力をしっかりと身につけることができるでしょう。まずは体験や見学を通して、子どもに合った習い事を見つけてみるのも良いスタートです。
執筆者:プログラミング教育 HALLOコラム編集部
更新日:2025/02/04
プログラミング教室へ習い事として通わせる意味はある?
プログラミング教育が始まって以降、注目度も右肩上がりのプログラミング教室。新たに習わせたい習い事にもランクインしているほどです。プログラミングと言えば、一見すると高度な知識や技術を要するものと思われがちですが、実は初心者でも楽しみながら身につけられるように工夫されています。
更新日:2025/02/02
【初心者向け】タイピング練習講座!タッチタイピングの練習無料のおすすめサイト10選!
今の時代、ぜひとも身につけておきたいのが『タッチタイピング』スキルです。学校でパソコンの授業があるからというだけでなく、オフィスワークでは必須ともいえます。タッチタイピングは日頃からの訓練で身につけられるものですので、早い時期から取り組むのがおすすめです。