プログラミング教室へ習い事として通わせる意味はある？

プログラミングは、問題を解消するための手段の一つです。問題点を課題と捉え、その課題をどのようにすれば解決できるのかを論理的に考えて最適解を導き出し、その答えを実現するために必要なプログラムを組み上げることがプログラミングには求められます。

つまり、プログラミングを学ぶということは、ITの活用を通してそれらの考え方を身につけることでもあるのです。

現代社会は、グローバル化とともにデジタル化が進み、仕事のほとんどで基礎的なITスキルが求められています。しかし、一方で人工知能・深層学習などの高度な技術の急速な進化が、社会や経済の構造のみならず、私たちの生活にも影響を与えつつあります。こうしたさまざまな変革の波は、いまの子どもたちが大人になるころには大きな変化となっているはずです。

その変化の中で生きていくには、想像力を働かせてITを活用できる能力は必須です。その能力を磨くには、考え方のベースにもなる『問題解決能力』『論理的思考』『想像力』が欠かせません。これらの能力を同時に育めるのが『プログラミング』なのです。

ですから、早い段階からプログラミングを習うことによって、これからの社会で生き抜くための力も育めるといえるでしょう。

プログラミングの学習は、外国語の習得に似たところがあります。プログラミングを学ぶ上で最初の難関になるのが、プログラミング言語が持つ独特の概念です。この概念は、その言語を扱うのに必要な前提となる考え方で、プログラミング言語によって異なります。プログラミング言語はコンピュータとコミュニケーションを図るための言葉でもあるので、概念を外国語の文法のようなものと考えるとわかりやすいのではないでしょうか。英語でコミュニケーションを図る際、文法を知らなければめちゃくちゃな文章が出来上がってしまい、伝えたいことが相手にうまく伝わってくれませんよね。それと同じです。

ただ、プログラミング言語では、独特な言葉がたくさん出てきます。その理解にはコンピュータに関する知識も必要になるため、知識のある講師に教えてもらうほうが理解が早いのです。

プログラミング技術の身につけ方を段階的に分けると、①概念への理解、②コード（命令文）に使う言葉への理解、③コードの組み立て方を知る、④実践、そして⑤は②～④の繰り返しとなります。これらを独学でやろうとすると、仮に間違った知識を得ても気づくまでに時間がかかり、基本的なプログラムでさえ遠回りな学習になりかねません。プログラミング教室であれば、常に講師が道筋を示してくれるので、効率的に正しい知識と技術を身につけることが可能です。

独学で学習を進めると、自分のレベルを客観的に把握することが難しいため、自分のレベルに見合わない難しいプログラムに挑戦してしまい、なかなか学習が進まないということがあります。しかし、プログラミング教室であれば、自分の学習レベルを講師が把握してくれるため、講師のアドバイスを通して自分の習熟度を知ることができることから、無理なく学習レベルを上げていくことが可能になります。

プログラミング学習は、馴染みのない概念やコードに繰り返し触れていくので、独学でつまずくとモチベーションが下がって勉強をやめてしまう要因にもなりかねません。プログラミング教室に通っていれば、たとえつまずく場面があったとしても、講師がサポートしてくれるため、習得へのモチベーションが落ちにくく、学習が続けやすいのです。

独学で進めると、つまずいたときや困ったときに自分で調べて解決することになります。一方、プログラミング教室では、そうした場面に出くわしたとき、講師に自分の言葉で何に困っているのかを伝える必然性が生まれます。そこで『伝える／伝わる』『理解してもらう／理解してもらえた』という体験を繰り返すことによって、自然とコミュニケーション能力が高まっていきます。

独学でも費用がかかりますが、教室を利用するということは毎月一定の費用（月謝）を支払う必要性が出てきます。費用相場は、選ぶ教室やコースによって異なります。
毎月どのくらいの支出になるのか、継続可能な範囲なのかどうかを含めて見極める必要があります。

自宅近くや子どもだけで通いやすい場所に教室があればいいですが、そうではない場合は親の送り迎えなどのサポートが必要になるケースもあるでしょう。多くの教室では送迎バスのサービスがありませんから、それを踏まえたうえで教室を選ぶことになります。定期的に送り迎えが難しい場合は、オンラインで学べる教室を選ぶのも一つの方法です。

どのような教室でもそうですが、実績だけを重視するのは避けましょう。どれだけ実績があっても、子どもと相性が良くなければ、継続的な学習が難しくなります。子どもの性格を鑑みたうえで、楽しく学び続けられそうなところを見極めましょう。そのためにも、見学や体験には積極的に参加することをおすすめします。

子どもがプログラミングを継続的に学ぶためには、教室や講師との相性、学びやすい費用と場所、学びたくなる楽しい学習内容などたくさんの条件があります。数あるプログラミング教室の中から、これら全てを兼ね備えたところを選ぶのはとても大変です。ですが、安心してください。プログラミング教育 HALLOは全国に教室を持ち、どの教室も手ごろな価格で学びやすく、カリキュラムもゲーム感覚を取り入れているためと子どもが思わず学びたくなる内容になっています。体験授業でお子さんとの相性も見ていただけますので、ぜひ一度お近くの教室を覗いてみてください。

プログラミング教育 HALLO 教室検索